春 母 夏 母 秋 母 冬 母
CBGKシブゲキ!! presents
Thank you for coming!! See you next time!!
今回の公演に寄せて、
2018年初演をご覧になった皆様よりコメントを頂きました
敬称略/順不同
林あまり (歌人・演劇評論家)
ついつい笑顔で、がまんして、唇をかみしめて生きてしまう人にこそ贈りたい。小劇場演劇ならではの大傑作。
いつまでも一緒にいたいあなたとは
祝福の雪にまみれてお別れ
糸井さんの身体や感性を通して世界をみると、こんなにも鮮やかなのかといつも驚きます。
そして、誰かをとことん愛し抜きたくなります。ぜひ劇場で、最高の魔法にかかってみてください。
鈴木杏 (女優)
1組の男女が交互に母と子になり演じていく、過ぎ去りし日々。
ユーモアとペーソスにエロが混じる糸井幸之介の世界は切なく魅力的だ。
美しく歌い上げるのではなく、何より心の動きであり生の賛歌である歌も胸に沁みる。
どれだけ季節が巡り歳月が流れても、母は子を想い、子は母を慕うのかもしれない。
芝居が進むにつれ、いつしか役柄は消えて、純度の高いその思いだけが残る。
そう。これは、一度でも子であり母であった全ての人に捧げるオマージュなのだ。
高橋彩子 (演劇・舞踊ライター)
初演は2018年初夏のFUKAIPRODUCE羽衣 第23回公演でした。
たった二人の男女が子供になったり、母になったり。 音楽に乗せて繰り広げられる世界は、どこまでも美しく夢のように儚い。
全ての方に届いて欲しい二人芝居の傑作が、2020年冬、渋谷のCBGKシブゲキ!!で蘇ります。
〜STORY〜
こなことユキユキ、中学生のカップルが深夜の公園で遊んでいる。季節は冬。
二人がジャングルジム、すべり台などでエスキモーごっこに興じるシーンの中、
こなこと母、ユキユキとママの、過去・現在・未来の関係が描かれていく。
こなこの母は、夜遅くまで働いているシングルマザー。
こなこは寂しさを抱えながらも、お母さんを思いやり、その母はこなこを思いながらも女である自分との葛藤がある。
一方、ユキユキは、幼稚園時代には母親のことをママと呼び、そのママはユキユキの成長を暖かく見守っている。
中学生になったユキユキは、ママを卒業しオカンと呼んでいる。
そんな二人も成長し、大人になっていく・・・。
二人の男女が子になり、母になり、いくつもの役を演じ分ける。
ポップで心にしみる音楽が、シビアな現実をファンタジーに昇華させていく二人芝居。
母と子の関係を通じて、その根底には普遍的な愛と闇が描かれている。
NEWS
NEW!
2020.2.26 舞台写真公開!(撮影:金子愛帆 市川唯)
CAST&STAFF
深井順子
(FUKAIPRODUCE羽衣)
振付:木皮成(DE PAY’S MAN) 舞台美術:金井勇一郎 照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd.) 音響:佐藤こうじ(Sugar Sound)
舞台監督:安田美知子 藤林美樹 衣裳:小松陽佳留 ヘアメイク:梶田キョウコ(レサンクサンス) 演出助手:岩澤哲野
宣伝写真:杉田協士 宣伝美術:吉田良子 初演舞台写真:金子愛帆
宣伝:米田律子(株式会社キューブ) 福本晋太郎(株式会社キューブ)
協力:劇団ひまわり 株式会社リコモーション 企画協力:FUKAIPRODUCE羽衣
制作:坂田厚子 稗苗弘基(CBGKシブゲキ!!)
プロデューサー:亀之園真紀(CBGKシブゲキ!!)
エグゼクティブプロデューサー:高橋典子(株式会社キューブ)
製作:北牧裕幸(株式会社キューブ)