ゾンビを映画以外でメジャーにしたのは、マイケル・ジャクソンの『スリラー』のミュージックビデオではないでしょうか。
<R.I.P>と書かれたお墓から出てくる次々と出てくるゾンビが、右に左にターンして踊る血湧き肉躍るミュージックビデオです。
ちなみに<R.I.P>とは、ラテン語の<Requiescat in pace-レクゥィエスカト イン パーケ->の略で、「安らかに眠れ」という意味だそうですが、眠らないのがゾンビです。
『スリラー』のミュージックビデオは、衝撃的でした。30年以上経過した今見ても古くないし、格好いい。予算も通常の10倍の50万ドルかけられているといいます。
ゾンビが市民権を得ていなかった頃の話です。
このミュージックビデオの監督は、『ブルースブラザーズ』などを監督したジョン・ランディス監督です。
時代を経て、2010年世界で「MICHAEL JACKSON-THE EXPERIENCE-」というゲームも発売され、日本でもその翌年、任天堂wiiのソフトが発売されました。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
マイケルの音楽を踊ることができる、夢のようなゲームです。
「Bad」「Beat It」「Billie Jean」「Heal the World」「Smooth Criminal」・・・
激しい曲、穏やかな曲、さまざまですが、そのどれもマイケルのポジションもしくはバックダンサーのどちらかを選べます。
「Thriller」のバックダンサーポジションを選ぶと、ゾンビの右往左往ダンスが踊れます。
誰と踊っても盛り上がれるのがこのダンス。
そんなに難しくない動作ですが、見事にゾンビっぽさを演出している巧妙さを体感できます。
(ちなみに、ゾンビとダンスについては、これからの記事で掘り下げる予定です。)
オフィシャルのムービーがフルで見ることができます。
約14分あります。ぜひご覧くださいませ!
マイケルは、死んでなお人の心で生き続けている。これぞスーパースター。
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