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[映画]アーミー・オブ・ザ・デッド

  • ゾンビフェススタッフ
  • 10月1日
  • 読了時間: 2分

『アーミー・オブ・ザ・デッド』は2021年にNetflixで全世界配信された映画でございます。

公式サイトのストーリーはとてもシンプル。

ーゾンビの大量発生により荒廃し、隔離されたラスベガス。そこへ足を踏み入れた命知らずの傭兵集団が、究極の一獲千金を狙い、史上最大の強盗計画に打って出る。ー

今回のゾンビはかなり手強い。

ラスベガスを根城にし王国を築いている。

ゾンビを率いる王様がめちゃくちゃ強い。

ここのゾンビも脳みそを撃たれると本当に息の根が止まる性質なんですが、それを王様は知っているんでしょう。

最後の方は、金属のヘルメットをかぶっています。

おそるべし。

タイトルを和訳すると『ゾンビの軍隊』ですもの、タイトルに偽りなしです。

人間の親子愛、隣人愛も描かれていますが、ゾンビの王様と王妃の愛も描かれています。

今回、嫌な人間はやっぱりちゃんと嫌な死に方をします。ご安心ください。

ただ嫌な人間にも家族がいるんだよね・・・とちょっと同情してしまいました。

わたしもまだまだ甘い人間です。


この映画はなんといっても、オープニングが華やかです。

Viva Las Vegas のハッピーな音楽が流れる中、ラスベガスがゾンビに襲われ荒廃していく様子が描かれています。

そこがいい!

Viva Las Vegasはエルヴィスプレスリーの曲をRichard Cheese & Allison Croweが歌っているのですが、ぜひそのオープニングだけでも見てほしいです。


真田広之さん演じる"ブレイタナカ"が、カジノの眠ったお金を取ってくるようにそそのかすんですよね。

日本人であるブレイタナカが、「イージーピージージャパニージー」というスラングを言って、主人公たちにたしなめられるシーンも印象的でした。差別的だと。

「わたしは日本人だからいいんだよ」と返すブレイタナカ。

わざわざそのセリフを使う意図を感じました。


監督はロメロの『ゾンビ』をリメイクして『ドーン・オブ・ザ・デッド』を作ったザック・スナイダー。

底に流れるゾンビ愛も感じることのできる映画でした。

 
 
 

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