全てはここから始まった。
ジョージ・A・ロメロ監督の1968年公開のアメリカ映画です。
モノクロですが、2022年には日本でも4Kリマスター版が上映されました。
ゾンビフェスを開催するにあたり、ロメロ監督の三部作は真っ先に観ました。
1968年・ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(夜)
1978年・ドーン・オブ・ザ・リビングデッド(夜明け)/邦題:ゾンビ
1985年・デイ・オブ・ザ・リビングデッド(日中)/邦題:死霊のえじき
ここ4年間、いろんなゾンビ映画を観てきて、先祖帰りをしたくなりました。
公開当初は賛否両論あったそうですが、パイオニアとなるものはいつだってそうだなと思います。
ーバーバラは兄のジョニーと墓参りしているところに、大男に襲われる。兄のジョニーは戦うものの倒され、バーバラは裸足で走り切って民家に逃げ込む。
民家には同じく逃げ込んでいた青年・ベンがいて、頼りになるし窮地を救ってくれそう。
他にカップルと父母娘の三人親子がいて、ラジオでは謎の殺人者集団が現れ・・・というニュースが流れている。
最初っから不穏な雰囲気プンプンです。
ちなみに脚本を担当していたジョン・A・ルッソという方は、のちに『ゾンビのジョンおじさん』という映画の脚本・監督をしています。
この映画からゾンビの認知度が高まっていき、たくさんのゾンビ映画が生まれていった。
ゾンビ作品は今もずっと人気があって、どんどんポップになっていっている。
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」は画期的で記念碑的な映画。
ゾンビフェスの根っこの部分です。
いつかの取材で、入江雅人さんが「幽霊だと『どっかにいるかも』と思うけど、ゾンビは『絶対いない』と思うから安心して観られるよね」とおっしゃってました。
いないゾンビをテーマにしたフェスがもうすぐ始まる。
世の中探しても他にはないと思います。
みなさん、お越しくださいませ〜!
Comments