『クリープショー』に学ぶ
- ゾンビフェススタッフ
- 2020年9月22日
- 読了時間: 2分
この間から気になっていた映画『クリープショー』をやっと観ることができました。
ジョージ・A・ロメロ監督、スティーブン・キング脚本・出演、1982年製作のオムニバス・ホラー映画です。
全部で5話。
1950年代にアメリカで流行ったアメリカン・コミックスを実写化という体裁で作られていますが、5話ともそれぞれに気持ち悪くて面白いです。キモ面白系です。
ゾンビが出てくるのは、1話目の「父の日」と3話目の「押し寄せる波」です。
どっちのゾンビも個性的。
1話目のゾンビは、「父の日のケーキは??」と聞いてくる父親ゾンビ。執拗です。
3話目のゾンビは、カップルゾンビで頭を撃たれても死なない。ゾンビにも不死身ってあるのでしょうか。死んだ時の状況から、ワカメが巻かれているゾンビですが、ワカメの効果てきめん。気持ち悪さが倍増しています。
全体的にアメリカン・コミックをモチーフにしているからか、なんとなくポップです。
ちなみに、ゾンビものではないのですが、スティーブン・キングが俳優デビューをした2話目の「ジョーディー・ペリルの孤独な死」は、ほぼスティーブン・キングしか出てきません。どこの個性派俳優かと思いました。仕草がちょっと可愛いです。
4話目の怪物が出てくる話も、5話目の虫が出てくる話も、「うわぁ」と声が出るような作品です。
ホラーなのに、ウキウキしてくる不思議な映画です。
ゾンビのガイドブック『爆食!ゾンビ映画100』に書いてあったのが、「キングもロメロも特殊効果のトム・サヴィーニも、全員実に楽しげに仕事をしている様子が映画から伝わってくる。」(てらさわホーク氏)
そうか、なるほど!撮影現場もきっと楽しかったんだろうな。
楽しさが伝わってきて、この高揚感に繋がるのかと納得しました。
ゾンビフェスもあと1週間。
ワクワクしながら、準備にかかりたいと思います。
楽しんでいただけますように。
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