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[映画]アイ・アム・レジェンド

  • スタッフK
  • 2021年9月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年9月14日

先日ご紹介しました荒木飛呂彦先生の「奇妙なホラー映画論」に影響を受け、映画『アイ・アム・レジェンド』(2007/米国)を観ました。

ウィル・スミス主演、ジャンルはSFです。

ゾンビ映画に分類していいのか・・・と思うくらい、ゾンビっぽくないゾンビが登場します。ロメロ監督のゆっくり歩くゾンビが恋しくなるほど、身体能力が発達していて敏捷です。

ことのはじまりは、ウィルスの発生。感染するとダーク・シーカーとなる。光に弱いため、日中は外を出歩けないタイプです。

その結果、都市閉鎖されたニューヨーク。

ウィル・スミス演じるネビル博士はウィルスを収束させるため、愛犬サムとともにニューヨークに残り、血清を作ろうと実験の日々を送る。

このあと、いろいろ起こるのですが、あんなに悲しい顔をするウィル・スミスは見たことがありません。

ウィルスのことを「elegant」と表現するネビル博士。手強いと訳されていましたが、なんだか深いものを感じました。

余談ですが、最後にサムの名前が「サマンサ」だと分かり、ちょっとビックリ。

「先入観」がテーマの一つなのかな・・・と考えさせられる映画でもあります。


誰もいないニューヨークって、全編CGなのかな?と思っていたのですが、実は5番街を200日間、区間封鎖をしたそうです。

スケールの大きさもこの映画の魅力だと思います。


さて、そこらへんの物差しじゃ計れないゾンビフェス。

今年は夏の終わりに余韻がなくて、情緒もなにもなかったですよね。

ゾンビフェスでは、夏の終わりの余韻も感じられる、情緒豊かなフェスです。

どうぞお楽しみに!

 
 
 

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