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ゾンビフェス・5年間の歩み

ここらへんで、ゾンビフェスの歴史をたどりたいと思います。

始まりは、2017年。

1年目は「夏のおわりのゾンビフェス!」というタイトルでした。

それぞれ、皆さんがゾンビネタを持ち寄っていただき、特に総合演出はなく。

入江さんには音楽の監修をしていただいておりました。

オープニングアクトには、小松利昌さん。ドラマや映画に引っ張りだこな役者さんですが、元々は関西で活躍、あのウォーリー木下さんと同じ劇団出身です。造形物もお得意で、リアルな内臓を作ってきてくださっていました。ちなみにご自身は「コマツマツリ」という一人で何でもやるという公演を主催されています。機会があったらぜひお運びください。(小松さん推しになってしまいました)

チョコレートプラネットさん、阿佐ヶ谷姉妹さんも登場。

今やテレビで見ない日はないですよね。我々はご活躍を勝手に喜んでいます。

活動写真弁士の坂本頼光さんの活弁はお見事!活弁を初めてご覧になる方も多かったようです。

そして、以前からホラー映画の落語を創作されている立川志ら乃師匠。今やかけがえのないゾンビフェスのレギュラー出演者となりました。

トリは入江さんの一人芝居『帰郷』。

これはゾンビフェスの決まり事です。毎年この演目で夏を終えるという粋な演出なのです。

2018年からは、入江さんが総合演出に。

一本筋の通ったフェスとなりました。

新たに入手杏奈さんのダンス、塚本功さんの音楽、清水宏さんのスタンダップコメディ、オクイシュージさんと野口かおるさんの二人芝居、かもめんたるさんのコントが加わり、演目の厚さが増しました。上演時間もたっぷり。


2019年は、玉川太福さんの浪曲が加わりました。浪曲を初めて聴くというお客様も多く、太福さんの浪曲は大評判でした!技術に裏打ちされたおもしろさは、揺るぐことがありません。


2020年は、ご存知コロナ禍での開催。入手さんのダンスと塚本さんの音楽、入江さんの一人芝居での開催の予定でしたが、志ら乃師匠が友情出演してくださいました。席数も半分となり、公演も1回きり。だから余計に、心に染み渡る上質なフェスになったと思います。


さて2021年。

昨年やれたのだから、今年もやれるはず。企画段階から腹を括って臨みました。

今年は中村 中さんが出演してくださることになりました。

中さんは、2019年のゾンビフェスを観てくださって、オファーも快諾くださいました。その歌声は、聴くものの魂に触れます。

美しく力強いです。

想像するだに、今年も最高のフェスになりそうです。


毎年、最高を更新するフェス、ぜひ劇場で体感してください。

感染症対策バッチリでお迎えします。

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