top of page
  • ゾンビフェススタッフ

世界ゾンビ巡り〜香港・台湾編〜

更新日:2020年9月8日

ゾンビを調べると、作品だけではなく世界にいろんなゾンビが存在することが分かりました。

シリーズ化できるように、とりあえず「ゾンビ世界巡り」と銘打ちました。

続けられるかどうかは我々の努力次第です。


第1弾の今日は、1980年代に当時のキッズを虜にしたゾンビについて書きたいと思います。

アジア映画のスターゾンビ「キョンシー」です。

当時は、『霊幻道士』、『幽幻道士』という映画がめちゃくちゃ流行っていまして、地元の会館で3本立ての上映が企画され、親子連れの長蛇の列ができるというほどでした。

「きゃーー」と言いながら、ゲラゲラ笑う。

蛇の内臓を取り出して食べるシーンは忘れられません。内臓のコバルトブルーの綺麗なこと。

キョンシーは、お札をおでこに貼られていたら大人しく、前に習えをしながらぴょんぴょん飛ぶだけ、危害を加えることもありません。

お札が取れたら、とんでもなく凶暴。

よくよく調べてみますと、『霊幻道士』は香港映画。サモ・ハン・キンポーさんが監督・主演を務めていらっしゃいます。

幽幻道士』は『霊幻道士』を元に作られた台湾映画です。


キョンシーは元々妖怪の一種だったようです。

死後硬直してもその姿のまま、生きている。

理屈じゃ語れない、怖さと力強さとおかしみとちょっとした切なさがある。

そこが世界のゾンビの共通項かもしれません。

閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

[映画]死体と遊ぶな子供たち

やっとSHIBUYA TSUTAYAで借りることのできた本作品。 1972年公開のクラシカルな作品です。 原題は”Children Shouldn't Play with Dead Things” あまりにもそのまま過ぎてビックリしました。 座長のアレンが、劇団員を無人島に連れてきて、死者復活の儀式をする。 失敗して劇団員から嘲笑される座長は、死体を好き勝手に扱う。 失敗したと思われた儀式の効果か

[映画]YUMMY

2019年のベルギー映画『YUMMY』は、形成外科病院を舞台にした、大スプラッター映画です。 DVDのパッケージに書いてあった、ラース・ダモワゾー監督の言葉が全てだと思います。 「Mr.ロメロが私たちに教えてくれたのは、真のゾンビ映画は社会を反映する鏡でなくてはならない。でも何よりもまず、自分たちが楽しくて少しクレイジーなスプラッタ映画を作りたかったんだ。サム・ライミの『死霊のはらわた』や、ピータ

bottom of page