世界ゾンビ巡り〜香港・台湾編〜
- ゾンビフェススタッフ
- 2020年9月3日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年9月8日
ゾンビを調べると、作品だけではなく世界にいろんなゾンビが存在することが分かりました。
シリーズ化できるように、とりあえず「ゾンビ世界巡り」と銘打ちました。
続けられるかどうかは我々の努力次第です。
第1弾の今日は、1980年代に当時のキッズを虜にしたゾンビについて書きたいと思います。
アジア映画のスターゾンビ「キョンシー」です。
当時は、『霊幻道士』、『幽幻道士』という映画がめちゃくちゃ流行っていまして、地元の会館で3本立ての上映が企画され、親子連れの長蛇の列ができるというほどでした。
「きゃーー」と言いながら、ゲラゲラ笑う。
蛇の内臓を取り出して食べるシーンは忘れられません。内臓のコバルトブルーの綺麗なこと。
キョンシーは、お札をおでこに貼られていたら大人しく、前に習えをしながらぴょんぴょん飛ぶだけ、危害を加えることもありません。
お札が取れたら、とんでもなく凶暴。
よくよく調べてみますと、『霊幻道士』は香港映画。サモ・ハン・キンポーさんが監督・主演を務めていらっしゃいます。
『幽幻道士』は『霊幻道士』を元に作られた台湾映画です。
キョンシーは元々妖怪の一種だったようです。
死後硬直してもその姿のまま、生きている。
理屈じゃ語れない、怖さと力強さとおかしみとちょっとした切なさがある。
そこが世界のゾンビの共通項かもしれません。
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