ペットゾンビ
- ゾンビフェススタッフ
- 2020年9月15日
- 読了時間: 2分
<ゾンビあれこれ>も、これで15回目です。
なるべくネタが被らないようと、四苦八苦しております。
そんな中、人間以外のゾンビに着目してみました。
本日は、映画『ペット・セメタリー』をピックアップします。
原題は『PET SEMATARY』 ですが、本来の綴りは『PET CEMETARY』で、
ペットの墓地という意味になるのですが、映画に出てくる子供が書いた看板のスペル間違いがそのままタイトルになっています。
原作・脚本は、スティーヴン・キング。
映画を観た後、このタイトルのつけ方自体にさらにゾッとします。
ストーリーをざっくり言いますとこんな感じです。
主人公の娘の愛猫が、不在中に車に轢かれて死んでしまう。
ペットセメタリーの奥地に原住民族の魂が眠っている土地があり、そこに埋めると死んだ者が生き返るという。猫は生き返ったものの、死臭の漂う凶暴な生き物になってしまう。
そして、もう一つ大きな悲しい事故があって、主人公は渡ってはいけない橋を渡ってしまうというお話。
猫は人間の肉を食べないものの、ただただ凶暴。いつも狙われている。
そんなペット、気が気じゃないですよね。
どうしても自分の手で息の根を止めないといけなくなる。
2回の死を与えられる猫も悲しい。
死んでしまったペットのことを思い出すことは往往にしてあるけれど、
自分の記憶の中でだけ生き返らせようと思いました。
生と死の境界はやすやすと越えられないし、越えてはいけない。
ゾッとするけど、いろいろ考えさせられる映画です。
ちなみにスティーブン・キングは、『クリープショー』というジョージ・A・ロメロ監督のゾンビオムニバス映画のオリジナル脚本を書いていて、しかも出演までしているという。
これは観なければ!!
なんだかんだで劇場のご近所、SHIBUYA TSUTAYAに通う日々です。
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