原点を探して
- ゾンビフェススタッフ
- 2020年9月2日
- 読了時間: 2分
ゾンビフェスをスタートさせるにあたり、原点を探りました。
1932年にアメリカで製作された『White Zombie』(邦題:恐怖城)がゾンビ映画の元祖と言われているとのこと。
ゾンビは、ブードゥー教の神官が呪詛によって生き返らせた死体であると言われています。そのお話に基づいて作られた映画のようです。
興味津々で探しましたが、『White Zombie』は、残念ながら手に入らず。
ゾンビ探しの旅に出ました。
そこで発見したのがこちら。
『The Ghost Breakers』です。

1940年にアメリカで製作されたジョージ・マーシャル監督の作品です。
写真の後ろの海坊主のような感じの方がゾンビです。
ゴーストブレーカーズの映画自体は、セシル・B・デミル監督とアルフレッド・E・グリーン監督により、サイレント映画で二度も映画化されているとのこと。
歴史がありますね。
さて、1940年のこちらの映画は、なんとなくポップ。
ゾンビ・コメディと銘打たれている通り、悲哀は一切ありません。
ゾンビ側の視点がなく、ゾンビに共感することもないため、気楽に見られる映画です。
裏面に書かれているストーリーを抜粋します。
「メアリー・カーターはキューバ沖の小さな島にある先祖伝来の家を相続した。ひょんなことからメアリーは、自分がギャングに狙われていると信じているラリー・ローレンスと、彼の運転手アレックスの3人で島に渡る。その後・・・」
ソンビが出てきます。
ゾンビの描かれ方に隔世の感を抱きつつ、ゾンビ初心者としては少しホッとする作品でもありました。
ゾンビとの旅はまだまだ続きます。
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