[必読]ゾンビフェス 虎の巻1
- ゾンビフェススタッフ
- 2021年9月17日
- 読了時間: 3分
本日と明日は、「ゾンビフェス 虎の巻」と称して、ゾンビフェスとはなんぞや?というところをお伝えしていきたいと思います。
ゾンビフェスは、ハロウィンの時期に各地で繰り広げられる仮装パーティーのようなものではありません。
それぞれの道の達人がゾンビをテーマに、さまざまなパフォーマンスを繰り広げるお祭りです。
マスター・オブ・ゾンビ 入江雅人の一人芝居『帰郷』がフェスの最後を締めくくり、夏に”さよなら”を告げる・・・そんな季節の風物詩的なイベントです。
演劇・ダンス・音楽・落語・スタンダップコメディなど、1日でいろんな味が楽しめます。しかも、あとで咀嚼も楽しめてしまう、全てが高いクオリティ。
これはもう、絶対の自信があります。
劇場にとって、このゾンビフェスは誇りだと言い切ることができます。
一つ一つの演目についてご紹介します。
入江雅人:一人芝居『帰郷』
この作品は、毎年見ては、毎年ジーンとする作品です。故郷のことを思い浮かべたり、旧友のことを思い出したり。
初めて見た時は、ゾンビの固定概念が崩れました。
入江さんのゾンビ作品は、どれもゾンビに茶目っ気を感じます。
一人芝居なので、入江さんがゾンビを演じるのではなく、観る側それぞれが想像するゾンビなのですが、大体が愛おしい存在です。
中でも『帰郷』は、騙されたと思って、一度見てみて欲しいと願う作品です。
入手杏奈:ダンス
まず、頭の先から足の指先まで美しい。
細胞ひとつひとつが繊細に動き、その全体像が儚げに見えたり、力強く感じたり。鳥肌が立つほどのダンスです。
初めて見る人は、ビックリするかもしれません。
ダンスの表現の可能性に、ワクワクすることになると思います。
出会っていただきたいです。
オクイシュージ:演劇
今年は、入江さんとの二人芝居です。
芝居は、アクションよりリアクション。そういう言葉をよく聞くのですが、
お二人を見ていると、本当にそうだなと思います。
セリフのやりとりが、どんなテンポでもどんな強さでも、相手に合わせて変わっていきます。芝居は生き物だとよく言いますが、オクイさんと入江さんの二人芝居は、本当にイキのいい芝居です。ゾンビものですが…。
今年も新作です。ぜひお楽しみに。
清水宏:スタンダップコメディ
清水さんのスタンダップコメディも一度はぜひ体感して欲しいです。
エネルギーが塊で飛んできます。それが会場全体を包み込んで、みんなが清水さん化します。
清水さんには嘘がないので、心の覆いが剥がれて、最後にはパワーが湧いてくるような、そんな時間になるかと思います。
デトックス効果絶大です。
次は、立川志ら乃師匠の落語について・・・明日へ続きます!
Comments