2019年のベルギー映画『YUMMY』は、形成外科病院を舞台にした、大スプラッター映画です。
DVDのパッケージに書いてあった、ラース・ダモワゾー監督の言葉が全てだと思います。
「Mr.ロメロが私たちに教えてくれたのは、真のゾンビ映画は社会を反映する鏡でなくてはならない。でも何よりもまず、自分たちが楽しくて少しクレイジーなスプラッタ映画を作りたかったんだ。サム・ライミの『死霊のはらわた』や、ピーター・ジャクソン監督の『ブレインデッド』などノンストップで展開される楽しいジェットコースタームービーを目指したんだ。」
「胸を小さくしたい」という恋人アリソンのために東ヨーロッパに車を走らせる主人公ミカエル。
そのままでいいのに…とミカエルは言うものの、恋人の意思を尊重してあげている。
そして、その病院では手術に失敗された女性がゾンビになっていて、知らずに拘束具を外してしまって大変なことに。
誰一人、ハッピーにはなりそうにない。
信じられないくらいのスプラッター。
勢いのある映画です。
社会を反映する鏡となっているかどうかは置いておいて、楽しいジェットコースタームービーにはなっていました。
血みどろ、グロテスクが平気な人にはオススメの映画です。
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