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[映画]ゾンビ・サファリパーク

ゾンビは映画・アニメなど色んな作品になっていますが、ゲームとも相性が良い存在だと思います。

有名な映画「バイオハザード」も元々はカプコンのゲームソフトでした。

小学生の頃、ギャーギャー言いながらプレイしていたら、うるさすぎて友達のお母さんにめちゃくちゃ怒られました。当時の自分にとってはゾンビ級の恐ろしさでした。


映画「ゾンビ・サファリパーク」(2015年/英)は、そんなゲーム感覚でゾンビ狩りをするリゾート地が舞台。

20億人が犠牲となったゾンビパニック終結から7年後の世界。

人々は平穏な生活を取り戻し、生き残ったゾンビは孤島に隔離管理されている。

そこでは、人間が実際にゾンビ狩りを楽しめるレジャーリゾートとなっていた。

しかし、システムに障害が発生してゾンビが解き放たれてしまう。

被害を抑えるため軍による空爆が発令されてしまい、

人間たちは残り5時間の間に島を脱出しなければ島もろとも破壊されてしまう、という話。


主人公の女性は、ゾンビパニックによって心を患ってしまい「ゾンビ狩り療法」が効くという噂に誘われて島にやってくるのですが、そもそも、このリゾート地を当たり前に受け入れている世界自体、倫理感もあったもんじゃない。

だからこそ、人間へのゾンビの反乱には爽快感さえあります。


ゾンビフェスに出てくるゾンビはただ倒すだけの対象ではありません。

生きているのに死んでいるからこそ悲しく、時に笑わせてもくれます。

ただ怖いだけじゃないんだと小学生の自分にも教えてあげたいです。

いろんなゾンビ観を与えてくれたゾンビフェス、まもなく開催します。

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