本日は、1980年製作のイタリア映画『地獄の門』をご紹介します。
世界中で大ヒットしたゾンビ映画『サンゲリア』のルチオ・フルチ監督の1年後の作品です。
『サンゲリア』での残酷なシーンを覚えているだけに、身構えて観たところ、出るわ出るわ、口から内臓が・・・。
ダンウィッチという田舎町で神父がキリスト教の禁忌である首吊り自殺をしたことで、地獄の門が開いた。
女霊媒師が降霊会でその様子を見て、泡を吹いて倒れて死んでしまう。
埋葬寸前で息を吹き返し、それがゾンビになるのかな・・・と思いきや、男性記者とともにダンウィッチに向かう。
そのストーリーうんぬんよりも、大量の蛆虫が落ちてきたり(マグノリアの蛙の量の10倍くらい)、生きている人の頭をドリルで貫通させたり、頭を掴んで脳みそごと引きちぎったりということしか頭に残っていません。
やりたい放題です。
誰にでも薦められる映画ではないし、お食事時にも見ない方がいい映画ではありますが、なんだか清々しさを覚える映画でした。
ダンウィッチという町の名前は、アメリカのホラー小説家・ラブクラフトの『ダンウィッチの怪』から来るそうです。
この本も読んでみたいと思います。好奇心、底なし沼です。

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