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『ショーン・オブ・ザ・デッド』

  • ゾンビフェススタッフ
  • 2020年9月18日
  • 読了時間: 2分

死んでるように生きるより、生きてるようで死んでるゾンビ。

ゾンビフェス をスタートさせた当初、使っていたキャッチコピーです。

その言葉を久しぶりに思い出しましたきっかけはこちら。


『ショーン・オブ・ザ・デッド』(SHAUN OF THE DEAD)

イギリスのコメディ映画です。

これはもう、最高に幸せになれるゾンビ映画です。

ショーンは<やる気のない男>だとみんなに言われるくらい、無気力に生きている。

彼女との関係も危ない。

同じく堕落を絵に描いたような友人とともに、どうしようもない生活を送っている。

そして新しい流感のニュースが流れる。

本人は無気力ゆえに気付かないものの、ゾンビ化した人たちがウロウロし始め、町中が荒れ果てていく。

気付いた時に彼がとった行動とは・・・。


ショーンは毎日同じ段差につまづいてしまうんですが、

そんな描写にも彼のやる気のなさがうかがえます。細かいです。

ショーンが乗るバスの周りの人も無表情で、

一瞬、周りはみんなゾンビなのかなと訝しんでしまうくらい、

死んでいるように生きている感じがプンプンします。

音の使い方が絶妙で、次に何が起こるのか、ドキドキワクワク。

音楽も最高。ゾンビと戦うシーンのクイーンは、しびれます。

こんな気持ちになるのはゾンビ映画で初めてです。

街ゆく人みんなにオススメしてまわりたいです。

ちょっとだけ内臓が映るシーンもあるので、苦手な方はそこだけ薄目で見てください。


ここのゾンビはゆっくり型。

好感度高めだなと思います。あくまでも私見ですが。

 
 
 

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